書籍

- 発売日
- 2009年04月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67194-9
血涙(下)
新楊家将(ようかしょう)
著者 | 北方謙三著 《作家》 |
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主な著作 | 『楊家将』(PHP研究所) |
税込価格 | 902円(本体価格820円) |
内容 | 楊家の長となり宋の帝に仕える六郎。敵国・遼を率いる強権の女王、そして猛将達。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が今静かに幕を降ろす。 |
闘うことでしか生きられない者たちに勝敗を決する秋が来た。楊家の男の証である「吹毛剣」を手に戦う六郎に、父楊業の魂が乗り移る。
その剣に打たれたとき、遼国の名将・石幻果の記憶がにわかに蘇る。遼国に忽然と現われたこの男は、かつて宋遼戦で落馬し、記憶を失い、遼国に連れ去られた北平寨の将だった。過去を取り戻した石幻果は二つの人生を抱えてしまった運命を呪い、苦悩する。そんな石幻果に今を生きることを決意させたのは、父とも慕う耶律休哥である。
一方、戦場で石幻果と出逢った六郎も、石幻果に既視感を覚える。不安を抱きつつ石幻果に近づく六郎。予感は的中した。
運命に弄ばれる男たちの哀しみを描く慟哭の終章。綾なす人々の憎悪と哀しみが交錯する衝撃の結末。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が、今静かに幕を降ろす。『水滸伝』に登場する青面獣楊志、楊令が佩く宝刀との奇しき因縁も明らかになる「北方楊家将」完結編。解説は森福都氏。
※2023年1月に価格変更しました
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