文蔵 2011.1
発売日
2010年12月15日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67221-2

文蔵 2011.1

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 【特集】「女性作家」の新潮流! ◎インタビュー 辻村深月/宮下奈都/柴崎友香 ほか 【連載小説】宮部みゆき「桜ほうさら」/山本兼一「まりしてん誾千代姫」/山本弘「UFOはもう来ない」/池永陽「向こうがわの蜂」 ほか 【連載エッセイ】茂木健一郎「言葉と測りあうために」 ほか



 【特集】「女性作家」の新潮流
●[インタビュー]辻村深月◎産みの苦しみがある分、作品を仕上げた時の爽快感はたまらない
●[インタビュー]柴崎友香◎描いてみたいのは「過去」や「記憶」といった広い意味での「時間」
●[インタビュー]宮下奈都◎三十代女性を描いてひと区切り。これからは少し幅を広げたい
●[ブックガイド]将来の直木・芥川賞候補が続々…!? 「四つの流れ」で次代の人気作家を探る…友清 哲

 【新連載小説】
●実力派作家による力作二編、スタート!
●篠田真由美 ホテル・メランコリア 1 赤い靴を履いて
●ヒキタクニオ 紅い三日月 1 喜『怒』哀楽

 【連載小説】
●宮部みゆき 桜ほうさら 22
●山本兼一 まりしてん誾千代姫 3
●山本 弘 TOURIST ATTRACTION UFOはもう来ない 3
●あさのあつこ 当世侠娘物語 ガールズ・ストーリー◎自立篇 4
●津本 陽 軒猿退治 忍びの者 6
●朱川湊人 クリスマスの犬 箱庭旅団 7
●安部龍太郎 キリシタン追放令 獅子王氏郷 12
●池永 陽 カレーのお代り 向こうがわの蜂 12
●火坂雅志 大和守護 その八 鬼神の如く 39

 【連作読切小説】
●田牧大和 いたずら幽霊 鯖猫長屋浮世ばなし 3

 【話題の著者に聞く】
●恒川光太郎『竜が最後に帰る場所』◎怪談や怪奇幻想を、型にはまらない形で、実験的に書いていきたい

 【ノンフィクション】
●河合香織 日曜午前十時 息子の魂を想う ウィークエンド 15

 【連載エッセイ・漫画】
●赤瀬川原平 葬式がはじまった 墓活のこと 4
●今日マチ子 ペコポコ 11
●茂木健一郎 僕が僕であるために 言葉と測りあうために──心と脳に効く名言 14
●鹿島 茂 アカシア遊歩道 『失われた時を求めて』を完読する 36