書籍

- 発売日
- 2009年05月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-67247-2
安吾 戦国痛快短編集
著者 | 坂口安吾著 《作家》 |
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主な著作 | 『堕落論・日本文化私観』(岩波文庫) |
税込価格 | 440円(本体価格400円) |
内容 | 文豪坂口安吾。その独特の視点は、現在の我々が読んでも新鮮な戦国時代像を描き出す。「梟雄」「イノチガケ」等、四編を収録した小説集。 |
『堕落論』で有名な坂口安吾だが、彼の作風の神髄は、戦国小説においてこそ発揮されている。本書は、無頼の生涯を送った奇才・坂口安吾が戦中・戦後に著した、戦国時代を舞台にした四編(「梟雄」「決戦川中島 上杉謙信の巻」「狂人遺書」「イノチガケ」)を収録。
確かな史料に基づいた、短編ながらも道三の波乱に満ちた生涯が手に取るようにわかる「梟雄」、自由自在に時代を駆け巡る、安吾独特のルポ「決戦川中島」、秀吉が死の床で自らの半生を回想する「狂人遺書」、伴天連に襲いかかる苦難を臨場感あふれる筆致で描いた「イノチガケ」など、『白痴』『桜の森の満開の下』だけではない、歴史小説の「開拓者」坂口安吾の縦横無尽な筆致による傑作群が一度に堪能できる一冊!
巻末には、「最後の安吾番」として編集者生活をおくり、実際に本書収録の「梟雄」の原稿を受け取った作家・半藤一利氏のインタビュー付き。
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