お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ
発売日
2011年04月14日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67624-1

お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ

著者 糸井重里著 《(糸井)コピーライター、(邱)作家、経済評論家》
邱永漢
主な著作 <糸井・主な著作>『経験を盗め』(中公文庫)
税込価格 628円(本体価格571円)
内容 「お金は怖いものなのか? 魔物なのか?」 糸井重里が“お金の神様”邱永漢に聞いた、ロマンチックでリアルな、「お金と人生」の話。



 お金は大事。お金は欲しい。お金が好き……。でも、お金は魔物。

 そんな魔物のパワーに振りまわされそうで、怖くて、お金から目をそらしてきました。

 いまこそお金を正面から見てみよう。お金について考えてみよう。

 はじめてお金と向き合った糸井重里が、お金の神様から聞いた、リアルでロマンチックなお金の話。

 神様が素手でつかんできた人生には、生きるヒント、楽しみや面白さ、誰もが聞きたいことがいっぱいです。

 

 「いま、ぼくは、

 あぶなっかしくて、ちっぽけな旅の途中で、

 金と動機だけは、なくてはならぬということを、

 やっと分かったらしいのである。

 旅に出る朝に、邱永漢さんという先達に、

 目の前の景色がどういうものであるのか、

 親切に教えていただいたのは、

 ほんとうにありがたいことだった。」

 

 お金にしがみついてしまう人も、お金に嫌われている人も、これからたくさんのお金と付き合う人も、大人も子どもも、必読の書。