文蔵 2012.9
発売日
2012年08月10日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67711-8

文蔵 2012.9

著者 「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 【特集】「山」の小説を愉しむ ◎インタビュー 笹本稜平/樋口明雄/夢枕獏 ほか 【新連載小説】恩田 陸 【連載小説】原田マハ「異邦人」/諸田玲子「帰蝶」 ほか 【短篇読切小説】小路幸也 ほか



 【特集】「山」の小説を愉しむ
●【インタビュー】夢枕 獏 「ひたすら山に登りたい」という男を主人公にしたかった
●【インタビュー】笹本稜平 現実社会を生きる勇気を山が教えてくれる
●【インタビュー】樋口明雄 絶望からの「再生の場」としての山を描きたい
●【MAP】あの物語の舞台となった場所
●【ブックガイド】「山」を舞台にした名作を読む

 【新連載小説】
●不思議の都市・京都を舞台に繰り広げられる幻想的な連作ミステリー。 恩田 陸 闇の絵本 1 1924(前編)

 【連作読切小説】
●小路幸也 疫病神が微笑む 看護師の私の前に現れた和服姿の女性。患者の付き添いに思われたが……。
●朱川湊人 市長選怪文書 箱庭旅団 Season2 5 M市長選に立候補している某山○○は、実は人間の皮を被った妖怪なのです。

 【連載小説】
●原田マハ 葵のあと 異邦人 5
●坂木 司 山の学校 6
●諸田玲子 帰蝶(第一部・終)
●桂 望実 恥ずかしくない生き方 手の中の天秤 11
●谷村志穂 帰郷 いそぶえ 16
●川上健一 ライバル 17
●池永 陽 摂理に逆らう 向こうがわの蜂 32
●宮部みゆき 桜ほうさら 42
●火坂雅志 流転 その三 鬼神の如く 59
●山本一力 焼津節 その六十 献残屋佐吉御用帖 60

 連載漫画
●今日マチ子 ペコポコ 31

 【話題の著者に聞く】
●伊坂幸太郎『夜の国のクーパー』 「面白い小説」と「凄い小説」の両方を目指したい

 【話題の著者に聞く
●帚木蓬生『日御子(ひみこ)』 物事に対する“憤り”が、小説を書く原動力に