近代文明はなぜ限界なのか
発売日
2011年12月01日
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判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67741-5

近代文明はなぜ限界なのか
人類を救う哲学

著者 稲盛和夫著 《(稲盛)京セラ名誉会長、(梅原)国際日本文化研究センター初代所長》
梅原猛
主な著作 [新装版]心を高める、経営を伸ばす』(PHP研究所)
税込価格 607円(本体価格552円)
内容 経済成長こそ善なのか? 国益こそ正義なのか? 欲望や憎しみを抑え、愛や慈悲、利他の心をもって日本と世界を救う道を模索した哲学談義。

未曾有の大震災、原発事故から、人類がつくりあげてきた近代文明の限界が見えてきた。いや、そのずっと前から、未来への危機感は叫ばれていたはずだ。民族紛争、資源枯渇、世界金融恐慌……。もはや経済成長だけをめざす時代は終わった。今こそ、「進歩」から「循環」へ、「憎しみ」から「慈悲」へ、人々の意識を転換するべきときではないか。本書は、第一線の経営者として、学者として活躍してきた二人が、立場を超えて「新しい文明の創造」を探求した警世の対論である。稲盛氏が「人類は自然に対する畏敬の念を忘れてしまった」と指摘すると、梅原氏は歴史学者の視点で「太陽崇拝こそ人類の文明の原点である」と唱える。また、08年に起きたリーマンショックを稲盛氏が「倫理観なき金融工学がもたらした人災だ」というと、梅原氏は「アメリカの国力はもはや限界である」と言い切る。傲慢な社会はいずれ滅びる。日本人として何をすべきかを考える一冊である。

 『人類を救う哲学』を改題。