学校では教えてくれない日本史の授業
発売日
2013年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67959-4

学校では教えてくれない日本史の授業

著者 井沢元彦著 《作家》
主な著作 「誤解」の日本史』(PHP研究所)
税込価格 859円(本体価格781円)
内容 琵琶法師が『平家物語』を語る理由や天皇家が滅びなかったワケ、徳川幕府の滅亡の原因など、教科書では学べない本当の歴史がわかる。



 学校の授業や教科書では、真の歴史を学ぶことはできない。なぜなら、そこには「長いスパンの中で歴史的出来事の意味を考える」という最も重要な視点が欠けているからだ──。そう主張する著者が、学校では絶対に教えてくれない「真の日本史」を懇切丁寧に解説。

 ○奈良の大仏は「捨てられた」

 ○『源氏物語』は鎮魂の書である

 ○徳川綱吉は天才的な政治家だった

 ○「江戸の三大改革」は“改革”ではない

 ○幕府の「卑劣」な外交がペリーを呼んだ

 ……独自の視点で解き明かされる日本史の「真実」は、まさに目からウロコ!

 「学生時代、歴史が苦手だった」という人こそ必読の一冊。

 「誰もが『徳川綱吉は悪将軍だ』と言います。はっきり申し上げますが、この認識は間違いなのです。綱吉はなぜ『生類憐みの令』を出したのか。それは、当時の日本に蔓延していた、戦国時代以来の、人の命を軽視する殺伐とした空気を変えようとしたからでした」(本書「序章 日本史理解のキーポイント」より抜粋)