怪盗つむじ風
発売日
2000年07月11日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-68229-7

おじゃま虫探偵団 3
怪盗つむじ風

著者 那須正幹作
山口みねやす絵
主な著作 <作者・好評シリーズ>『ズッコケ三人組シリーズ』(ポプラ社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 元刑事のおじいちゃんと孫の洋輔が活躍する探偵物語の第三弾。「参観日事件」「怪盗つむじ風」「ネズミが消えた」など、痛快な四話。



 元刑事のおじいちゃんと五年生の孫、洋輔が活躍する探偵物語の第三弾。

 おじいちゃんは、二人で暮らしていたおばあちゃんが今年1月に亡くなったので、この春から洋輔たちの家に来ることになった。家では何もせず、好きなときにお茶をいれさせたりするので、おかあさんもおねえさんもいやがって、だんだん家のおじゃま虫になってきた。

 でも、近くの家の葬式での香典どろぼうをつかまえたり、ねえさんの同級生の家にでる幽霊の正体をみやぶったりして、昔の経験と勘をいかして活躍するようになり、家でも少し見直されるようになってきた。近所からも事件の解決をたのまれるようになった。洋輔もそんなおじいちゃんを手伝っている。

 この巻では、タイトルになっている「怪盗つむじ風」のほか、「ネズミが消えた」「参観日事件」「誘拐犯人を追え」の全四話をおさめている。