書籍

- 発売日
- 2008年11月12日
- 判 型
- A5判上製
- ISBN
- 978-4-569-68918-0
すずをならすのはだれ
著者 | 安房直子作 葉祥明絵 |
---|---|
主な著作 | <安房・好評既刊>『うさぎのくれたバレエシューズ』(小峰書店) |
税込価格 | 1,210円(本体価格1,100円) |
内容 | 寒い冬の日、うさぎは森の中で小さな家を見つけました。うさぎが扉の鈴を鳴らしてみると、家の中からやさしい声が聞こえてきました。 |
寒い寒い二月のことです。真っ白い森の中を真っ白いうさぎが一匹通りかかりました。うさぎは、これから町へ買い物に行くところなのです。急いでいたうさぎは、つるりとすべって一軒の家にぶつかりました。その家の扉にはすずがついていて、「ご用のかたはすずをならしてください」と書かれていました。うさぎは、すずのひもをひっぱりました。ちり、ちり、ちり、ちり……まるで、空の星が一度にふりこぼれてくるような音がして、家の中から声が聞こえてきました。「扉のすずをならすのはだれ」きれいなやさしい声でした。
うさぎは、家の中から聞こえるやさしい声に「歌を歌ってほしいの」と頼まれました。歌の大好きなうさぎは喜んで家の中へ入っていきました。ところが、うさぎは家に入ったままでてきません。夜になっても何日たってもでてきません。すると今度は、お腹をすかせたたぬきが家にやってきました。
動物たちの歌声が春を呼ぶ、冬のファンタジー。
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
こちらもおすすめ
広告PR