憲法九条は諸悪の根源
発売日
2007年03月23日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-69072-8

憲法九条は諸悪の根源

著者 潮匡人著 《評論家、帝京大学短期大学助教授》
主な著作 『常識としての軍事学』(中公新書ラクレ)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 国家の視座を忘れた近年の憲法論議の偽善を一刀両断! 「美しい日本」にふさわしい新憲法の姿を、具体的かつ明確に提示する一冊。



 相次ぐ「いじめ自殺」、IT長者の逮捕起訴、マスコミによる情報捏造、閣僚のスキャンダル……。日本は、なぜこんな国になってしまったのか。その根本が問われている。

 国外に目を転じると、北朝鮮は弾道ミサイルを連射し、核実験を強行したにもかかわらず、その見返りを求めている。軍拡を続ける中国は衛星破壊実験に成功し、衛星の破片を放置しながら、平然と「宇宙の平和利用」を唱えている。護憲論者が崇める憲法九条は、周辺国からの軍事的脅威に晒されているわけだが、日本国内では依然として「戦争に巻き込まれないために憲法九条を守ろう」という能天気なスローガンが叫ばれ、『憲法九条を世界遺産に』なる書名の本がベストセラーになっている。

 本書では、元自衛官である著者が、護憲論議の偽善を暴きながら、こう訴える。中沢新一サン、太田光サン、井上ひさしサン、森永卓郎サン、吉永小百合サン、井筒和幸監督……あなたたちこそ「平和の敵」です!