書籍

- 発売日
- 2007年06月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-69307-1
司馬史観と太平洋戦争
著者 | 潮匡人著 《評論家》 |
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主な著作 | 『憲法九条は諸悪の根源』(PHP研究所) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 首相の靖国参拝が議論される昨今、国の安全保障と歴史認識の観点から先の大戦をあらためて問い直す。日本はなぜ戦争に負けたのか? |
「日清・日露だけを美化し戦前・戦中の昭和を断罪した司馬遼太郎の感覚がわからない。なぜ昭和の戦争だけを負ける戦争、無謀な戦争と決めつけるのか。清国、ロシアという大国を一国で相手にした戦争も無謀であった。あのまま戦争が続いていれば負けていた可能性が濃厚であった。日清・日露こそ僥倖の勝利であり、大東亜戦争にも勝機はあった。」
日清・日露戦争だけを美化し、戦前・戦中の昭和を断罪した司馬遼太郎の歴史観が、戦後の日本人に与えた影響は計り知れない――。護憲派は大戦を「侵略戦争」と称し、保守派は彼らの歴史認識を「東京裁判史観」と批判する。我々にとってかけがえのない過去は、左右両派のイデオロギーによって書き換えられてしまった。一方で、朝日新聞と読売新聞は“共闘”して「戦争責任」を追及。しかし、罪を問う資格のある日本人などいるのだろうか? 我々は昭和の歴史をどう振り返るべきか。先の戦争をあらためて問う。
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