人生論からのメッセージ
いかに生きるべきか、真理とは何か

　万巻の書がある中で、人生を論じたものは、いつ、いかなるとき読んでも興味深い。ゲーテ、トルストイらの人生論はとくに万古不易の新鮮味がある。

　だがもし彼らの文章や言葉の中から役立つもの、面白いもの、変わったものなどを取り出そうとしたら、1人あたり100や200では追いつかないであろう。世界の代表的人物から金言や名文句をあつめるのは一層困難である。

　本書は、世界を代表する21人の言葉から、それぞれ3つだけ厳選し、その知のエッセンスがこめられた名句を枕に、より豊かに生きるための叡智を説き起こす。いかに生きるべきか、真理とは何か、読みごたえ抜群の人生論。

　主な人物――プラトン、セネカ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、フランシス・ベーコン、カント、ゲーテ、スタンダール、ダーウィン、ショーペンハウアー、ニーチェ、フロイト、ドストエフスキー、トルストイ、モーム、アインシュタイン、マックス・ヴェーバー、ゾンバルト