人生の醍醐味を落語で味わう
発売日
2009年09月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-69990-5

人生の醍醐味を落語で味わう

著者 童門冬二著 《作家》
主な著作 人生で必要なことはすべて落語で学んだ』(PHP研究所)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 夫婦の関係は「厩火事」。部下を持ったら「花見酒」。仕事に失敗したら「素人鰻」。落語を深く味わえば、大抵のことは愉しめる!



 「おい、手は大丈夫か?」「厩火事(うまやかじ)」の噺に出てくるセリフです。大切な茶碗を割ってしまった女房に、夫がかける優しい一言。世の中ギスギスしてますが、こんな器量を持ちましょうよ(とはいえこの噺には、あとでオチがつきますが…)。

 落語は思わずぐっとくる“ヒューマニズム”に溢れてます。嫌な人間関係に困った時、落語の知恵が活かせます。家族に感謝したくなった時、落語の名場面に共感できます。「こんな人いないよ」と、呆れ返る噺もあります。童門流「落語的生き方のすすめ」、一席どうぞおつきあいを。

 (目次より)★おハズカシウございます――理不尽な上司に ★なんでニラむのよ――部下同士で仲が悪いとき ★キミの昇進はオレの口キキだよ ★子離れのさびしさに耐える ★としよりには冷水を ★“知ったかぶり”指南 ★最後の詰めが甘いよ