[図説]直江兼続
発売日
2008年12月09日
判 型
B5判並製
ISBN
978-4-569-70446-3

これ1冊でまるごとわかる!
[図説]直江兼続
「義」と「愛」で戦国乱世を生きた男の魅力

著者 火坂雅志監修 《歴史作家》
主な著作 『天地人(上・下)』(日本放送出版協会)
税込価格 1,047円(本体価格952円)
内容 2009年のNHK大河ドラマ『天地人』の原作者自身による監修で、その主人公・直江兼続のすべてを解説。「愛」の智将の全貌に迫る。



 2009年のNHK大河ドラマ『天地人』の主人公・直江兼続の生涯と事績、また兼続をめぐる人々について、豊富な史料とともに解説する。監修は『天地人』原作者・火坂雅志氏。巻頭には火坂氏のインタビューも収録。

 謙信の急死により、上杉家では跡継ぎ争いの内乱「御館(おたて)の乱」が勃発する。兼続が仕える上杉景勝はこの乱に勝利して上杉家の家督を継ぐが、今度は織田信長の軍勢が攻め寄せ、上杉家は存亡の際(きわ)に立たされる。

 「本能寺の変」により奇跡的に難を逃れたものの、五大老のひとりとして豊臣方についた上杉家は、徳川家康と対立することになる。関ヶ原の戦いでの豊臣方の敗北後は、家康に下り、大幅な減封を受け入れて、愛民政策に力を注いだ。

 激動の戦国乱世を、「義」と「愛」を掲げることで生きた男の魅力を1冊に。「利を見て義を聞かざる世の中に、利を捨て義を取る人」の生き様。