書籍
- 発売日
- 2015年09月16日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-82699-8
左近(下)
著者 | 火坂雅志著 《作家》 |
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主な著作 | 『天下 家康伝』(日本経済新聞出版社) |
税込価格 | 1,870円(本体価格1,700円) |
内容 | 本能寺の変、そして豊臣から徳川へ。激動の中、島左近は己の信ずる道を行く。著者急逝により未完となった大作。縄田一男氏の解説付。 |
本能寺の変、勃発!
天下布武をめざす織田信長に従い、大和国の守護となった筒井家は、明智光秀の寄騎として各地を転戦。しかし、天正10年(1562年)、織田信長が本能寺で光秀によって殺されてしまう。
明智に味方すべきかどうか、去就を決しかねる筒井家にあって、ひとり落ち着いている家老・島左近清興は、しばし静観することを主張。そして、偵察に出た先で山伏を捕捉する。まだ若いその山伏は、「羽柴筑前守秀吉が奏者、石田佐吉三成」と名乗った――。
石田三成との運命的な出会い、あるじ筒井順慶との別れ、さらに、豊臣秀吉の死を待っていたかの如く牙を剥き始める徳川家康。秀吉によって治まったかに見えた天下は、ふたたび風雲急を告げ、“いくさ人”島左近の真価が問われるときがやってきたが……。
著者急逝のため未完に終わっているが、文芸評論家・縄田一男氏の解説では、関ヶ原合戦での島左近の奮闘を活写した、同著者の歴史読物も収録している。
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