書籍
- 発売日
- 2017年04月28日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76720-8
左近(下)
著者 | 火坂雅志著 《作家》 |
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主な著作 | 『軒猿の月』(PHP研究所) |
税込価格 | 858円(本体価格780円) |
内容 | 豊臣から徳川へ――。時代が揺れ動く中、島左近は己の信ずる道を行く。著者急逝により未完となった大作(関ヶ原合戦の歴史読物収録)。 |
人生、意気に感ず――。大和国(やまとのくに)の守護となった筒井家に、織田信長が明智光秀によって本能寺で討たれたとの一報が届く。去就を決しかねる筒井家で、静観を主張する島左近は、偵察に出た先で山伏を捕捉した。その山伏こそ、羽柴秀吉の奏者・石田三成だった。なぜ知勇兼備の左近ほどの男が、「算盤侍」と秀吉の猛将たちから揶揄(やゆ)される石田三成に仕えることにしたのか。
無益な朝鮮出兵、秀頼の誕生、そして秀吉の死を機に牙を剥き始める徳川家康……。再び風雲急を告げる天下に、“いくさ人”島左近の真価が問われる!
敗れてなお、人心を惹きつけ、後世に語り継がれた漢(おとこ)の生き様。
著者急逝のため未完となったが、関ヶ原での島左近の奮闘を活写した、同著者の歴史読物を収録。
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