書籍

- 発売日
- 2008年12月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-70572-9
『源氏物語』の京都を歩く
著者 | 山折哲雄監修 《(山折)宗教学者、(槇野)作家》 槇野修著 |
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主な著作 | 『京都の寺社505を歩く<上・下>』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,045円(本体価格950円) |
内容 | 『源氏物語』のあらすじを解説しながら、舞台となった京都御所、嵯峨野、清涼寺、宇治などを訪ね歩く。千年前の情景が甦る歴史散策の書。 |
千年にわたって読みつがれ、今なお人びとの心を揺さぶる『源氏物語』。その主人公、光源氏や女たちが見た平安の都の場景とは――。本書は五十四巻からなる長編のあらすじを丁寧に紹介しながら、ゆかりの寺社、庭園、風物を訪ね歩く。若き源氏が暮らした京都御所をはじめ、空蝉、夕顔、紫の上、玉鬘といった女たちとの逢瀬の場となった五条の宿、東山、北山、嵯峨野へ……。小路から大橋、河畔、山々に至るまで、京都の風光には『物語』の気配が溶け込んでいる。例えば、薄幸の美女、夕顔が住んでいたとされる下京区高辻通堺町下ルには、いまも「夕顔町」という地名が残っている。京都の人々が『物語』のなかの人物とはいえ、夕顔を哀れんで町名にしたり、墓をたてたりしたところに、この物語への愛情を感じる。なんども訪れたことのある京都も、『源氏物語』を読み返すことで歩き方が変わるに違いない。カラー口絵写真も添えながら、王朝絵巻が甦る源氏紀行の決定版である。
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