書籍

- 発売日
- 2009年07月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-70987-1
西洋美術史から日本が見える
著者 | 木村泰司著 《西洋美術史家》 |
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主な著作 | 『名画の言い分』(集英社) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 西洋美術史がわかると、世界が違って見えてくる。日本人や欧米人の「変!」や「さすが!」を、セミナーも大人気の著者が痛快に書く! |
西洋美術史を学ぶと西洋の文化がより鮮明に見えてくる。
赤い薔薇は「性愛の女神」アフロディテを表すので、お客様の目に付くところに飾るのは品がない。なのに、外国文化大好きな人たちは、そういうことを知らずに赤い薔薇を自慢したりする。無邪気なだけに性質(たち)が悪い。基本を知っていて崩すのと、知らないのとでは、まったく違う。
そもそも、何でも表面だけ取り入れる「おフランス」病から抜け出して、むしろ日本人としての矜持を持つべきだ。ワインはヨーロッパ人にとっては地酒のようなもの。日本人なら、ワインについてうんちくを傾けるよりも、日本酒に詳しいほうが断然素晴らしい。
西洋美術史を学ぶのは「西洋かぶれ」ではない。西洋美術史を学べば、日本のことも客観的に見ることができて、もっと楽しめるはずなのだ。
市民講座などで大人気の講師による、エスプリの効いたエッセイ集。
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