自分らしく生きる「老後の終活術」
発売日
2016年02月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76471-9

精神科医が教える
自分らしく生きる「老後の終活術」

著者 保坂隆著 《精神科医、聖路加国際病院精神腫瘍科部長》
主な著作 お金をかけない「老後の楽しみ方」』(PHP研究所)
税込価格 616円(本体価格560円)
内容 「逝く」ときの最高の手向けは、悲しみではなく感謝です。終末医療の精神科医が教える、後悔しないために「いま」考えておきたいこと。



 「終活」を実際に始めてみると、過去の人生を振り返って「本当はこう生きたかった!」という本音が見えてくるといいます。と同時に、自分にはまだ“残された日々”があり、ただ流されて終わりを迎えるのでは、「あまりにもったいない」と思うようになります。

 本書は、終末期医療の現場を数多く支えてきた精神科医が、自分らしく最期を締めくくるための「老後の終活術」を解説します。

 終活とは、人生の旅立ちの準備だけではありません。自分の死を意識することで、残された“老後の日々”をどう生きるかを見つめ直す「生き活」にも通じるのです。

 「終活は『自分と大切な人』への愛情表現」「もう他人や社会を『ものさし』にしない」「『やりたいことをやる』のが最高の健康法」「老いてこそ『何とかなるさ』の楽観主義」など、大切なのは自分の望みどおり、正直に生きる勇気。人は何歳になっても成長でき、新しい自分を発見できるのです。

 文庫書き下ろし。