書籍
- 発売日
- 2015年12月28日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76476-4
隣の大国をどう斬り伏せるか
超訳 クラウゼヴィッツ『戦争論』
著者 | 兵頭二十八著 《軍学者、著述家》 |
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主な著作 | 『「日本陸海軍」失敗の本質』、『新訳 孫子』(PHP研究所) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 最高の軍事戦略家が後世に伝えたかった本音とは? 組織における決断とリーダーシップの勘所を、現代日本の「軍学者」が読み解く! |
世界最高の軍事戦略家であるクラウゼヴィッツ。彼が遺した不朽の名著である『戦争論』は、非常に“哲学的”で難解なことで知られる。しかし、それは後世の読者が、クラウゼヴィッツの主義主張の背後にたぎり立つ“ロマン主義的な情熱”を汲み取ることに失敗しているからなのだ――。
クラウゼヴィッツは、なぜ終始一貫「精神」の威力を強調したのか? なぜ政治の変革を訴えたのか? フランス革命後のナポレオン戦争で、完膚なきまでに叩きのめされた祖国プロイセンを蘇らせるべく、稀代の戦略家が伝えたかった本当の核心を、現代日本の軍学者が“超訳”で読み解く。
「軍事的天才」「戦略の要素としての精神力」「マニュアルはどこまで可能か?」「熟慮と断行のけじめ」「今日では決戦は強要しうる」「国民にガッツがあると、外国も助けてくれる」「時代ごとに制約があり、可能性がある」――決断とリーダーシップの神髄がここにある!
『[新訳]戦争論』を改題。
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