「考える頭」のつくり方
発売日
2018年03月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76784-0

「考える頭」のつくり方

著者 外山滋比古著 《お茶の水女子大学名誉教授》
主な著作 『思考の整理学』(筑摩書房)
税込価格 682円(本体価格620円)
内容 人は生まれつき、高度な「思考力」をもっている! 答えを導く、直観を磨く、知識を捨てる……知の巨人の頭の使い方をこの一冊に凝縮!



 「頭」は、何のためにあるのだろう。それは無論、「考える」ためにある。しかし、情報が氾濫している現代を生きる私たちは、知識を詰め込むことに一生懸命になるばかりで、自分の頭で何かを考え、生み出そうとはしていないのではないだろうか。

 本書は、東大生、京大生が愛した『思考の整理学』の著者が、独創的なアイディアを生み出す「考える頭」のつくり方を伝授。「日本人に独創性が足りないのは、本を読みすぎているから」「頭がよくなりたいなら、できるだけ頭を空にしておく」など、知の巨匠ならではのこれからを生きぬく知恵が飛び出す。

 誰にもまねできない、自分だけの発想力を持ちたい人、必読の1冊。

 『思考力』を改題。

 【項目例】
●I  自分の頭で考える力 ―― 答えをいくつ出せるか(ごまかしの教養/我流で生きる 他) 
●II 頭を整理する力 ―― 思考しやすくするために(忘却のすすめ/歩いて考える 他) 
●III 直観的思考力 ―― マイナスだから強くなれる(学歴社会の落とし穴/人間を成長させるもの 他)