こうやって、考える。
発売日
2017年08月18日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-83615-7

こうやって、考える。

著者 外山滋比古著 《お茶の水女子大学名誉教授》
主な著作 『思考の整理学』(ちくま文庫)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」など、これまでの膨大な著作から、発想力を鍛えるためのヒントを集めた著者初の箴言集。



 専門の英文学のみならず、思考、日本語論など、さまざまな分野で創造的な仕事を続けてきたことから「知の巨人」とも称される著者のこれまでの著作群から、「無意識を使いこなす」「着想を古典化する」など、発想力を鍛えるためのヒントを集めた初の箴言集。

 私自身、広い意味で、エッセイと言ってよい文章を数多く書いてきた。なるべく短く、と心がけて書いたものの、冗長に流れることが少なくなかった。もっと短く、味わいのあるエッセイが書きたいと願いながら、年をとってしまった。いまさら、どうすることもできない。そう思っていたところへ、「発想力や思考力を磨くヒントになるような箴言集を、これまでの著作から抜粋して作らせてほしい」と申し出てきたのがPHP研究所の出版部であった。(中略)本書の短いことばたちが、少しでも読者の役に立てば幸いである。(「はじめに」より)