書籍

- 発売日
- 2018年11月08日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-76863-2
帰蝶(きちょう)
著者 | 諸田玲子著 《作家》 |
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主な著作 | 『美女いくさ』(中公文庫) |
税込価格 | 924円(本体価格840円) |
内容 | 斎藤道三の娘で織田信長に嫁いだ帰蝶(濃姫)。その謎多き人生に大胆に迫り、女の目線から信長の天下布武と本能寺の変を描いた衝撃作。 |
「上さまは、いつから、悪鬼に魂を売りわたされたのか――」
夫・信長が、神をも畏れぬ所業に手を染めていく。歯止めをかけるべく、出身である美濃の家臣たちの期待を一身に背負った正室・帰蝶(濃姫)は、残虐さをあらわにしていく夫に怯えながらも織田家の奥を束ね、したたかに、たくましく生きていく。
そんな帰蝶が心を許せるのは、美濃衆と、心の友とも言えるあの男だった……。
そして起きた本能寺の変――。信長に叛旗を翻したのは、帰蝶の従兄・明智光秀。
光秀に最後の決断を促したのは、一体誰なのか。織田家の要となった帰蝶の運命はいかに。
大胆な発想を交え、女の目線から信長の天下布武と本能寺の変を描き切った衝撃作。
解説は、作家で、同じく帰蝶を題材に小説を執筆している宮本昌孝氏。
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