書籍

- 発売日
- 2009年10月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-77377-3
医療崩壊の真犯人
著者 | 村上正泰著 《日本国際フォーラム所長》 |
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主な著作 | 『高齢者医療難民』(PHP研究所) |
税込価格 | 770円(本体価格700円) |
内容 | 救急患者の受け入れ拒否や低所得者ほど負担の大きい保険制度など、医療のゆがみを生んだ政策を、霞が関の現場を知る著者が解説する。 |
2006年、奈良県で脳内出血を起こした妊婦が病院に受け入れを拒否され、「たらいまわし」の末に死亡する出来事があった。地方だけではなく、2008年には東京でも同様の出来事が起こり、大きく報道された。このほか、医療ミスの頻発、医師不足、地域医療の荒廃、患者負担と保険料負担の増加などなど、「医療崩壊」といわれる事態が急速に進行している。
それにともなって、医療制度に対する国民の不信・不安が、ここ数年で著しく高まっている。2000年のWHOの発表で保健衛生システムの目標達成度が世界第1位と評価された日本が、なぜ医療崩壊への道を突き進んでしまったのか。
本書では、財務省から厚生労働省へ出向中に医療制度改革に携わった元官僚が、医療制度のゆがみを指摘するとともに、官僚や政治家がどのように政策決定をしてきたのか、その舞台裏を解説する。さらに安心・信頼できる医療制度構築への方向を示す。
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