古典の名作絵事典
発売日
2011年07月14日
判 型
A4判変型上製
ISBN
978-4-569-78161-7

名場面がよくわかる!
古典の名作絵事典
万葉集から源氏物語まで

著者 廣瀬唯二監修 《武庫川女子大学教授》
主な著作 昔のことば絵事典』(PHP研究所)
税込価格 3,080円(本体価格2,800円)
内容 『徒然草』『竹取物語』『古事記』などといった古典の名作のさわり部分を、原文、現代語訳、イラストでわかりやすく紹介する。



 本書は、古い時代に書かれた作品(古典)から名作といわれるものを厳選し、その「さわり」の部分を小学高学年でもわかるようにかみくだいて紹介したものである。名作の核心部分の原文とその意味を紹介するとともに、ポイントを押さえるために「ここに注目!」という欄を設けている。また、その作品ができた時代背景やその作品の特徴も紹介している。

 構成は、「ちょっと笑える話」「胸がキュンとなる話」「スカッとする話」「ちょっと泣ける話」「ためになる話」の5章から成る。

 例えば、ぬすみをごまかすために動物のものまねをする話、かわいそうなお姫様を救い出す話、不思議な力をもつ人が呪文でのろいを追いはらう話など、現代人が読んでもワクワク、ドキドキするような話ばかりである。

 はじめて古典に触れる人にはうってつけ。名作のさわり部分が網羅されているので、小学高学年のみならず、大人でも勉強になる!