ロングトレイルを歩く
発売日
2013年07月10日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-78338-3

ロングトレイルを歩く
自然がぼくの学校だった

著者 加藤則芳著 《ネイチャーライター》
主な著作 『ロングトレイルという冒険』(技術評論社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 山頂を目指すのではなく、自然を感じつつ山麓を歩くロングトレイルという山の歩き方。日本の第一人者が自然保護の思いとともに語る。



 登山と聞けば、一般的にはエベレストのような高山をはじめ世界の峻険な山頂を目指す山登りをイメージするのではないでしょうか? 著者が魅せられたのは、それらの登山とは別の価値観をもつ、山麓や山の道を何日もかけてめぐり、自然の、文化の、歴史の一歩一歩を楽しむロングトレイルという山歩き。

 バックパッカーとして海外の名だたる山の道(トレイル)を歩き、その経験を生かして構想からかかわった日本で最初のロングトレイル「信越トレイル」は、いまでは年間2万人以上の人が歩いているといいます。そのほか、三陸海岸の自然歩道を、復興と防災につながる道として整備する「みちのく潮風トレイル」や九州や北海道の「自然歩道」整備についての構想を語っています。

 2010年に筋萎縮性側索硬化症を発症後も動ける間は講演を続けましたが、本書は特に若い世代に向けて自然にふれること、自然を保護することの大切さを伝えようと最期まで取り組んだ本です。