魔女のうらないグミ
発売日
2020年06月18日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-78930-9

魔女のうらないグミ

著者 草野あきこ作
ひがしちから
主な著作 魔女ののろいアメ』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 タケルは、弟がきらいなものばかりでてくる「うらないグミ」をつくりました。弟が箱をふると、「病院にいくよ」というグミが出てきて……。



 タケルは、弟のリュウタに大切なキーホルダーを失くされて怒っていました。タケルは、体も頭も熱いので、冷たいアイスを買いに出かけました。すると、「うらなっていかないかい?」と、小さな屋台を出している魔女に声をかけられました。

 タケルは、「うらなっても今日は悪いことしか出ないよ」と、リュウタのことを魔女に話しました。魔女は、1週間分のうらないが入ったグミの箱を取り出しました。弟の嫌いなものを7つ言って作ると、こわいことばかりが書かれた最悪なグミになると言うのです。タケルは、リュウタの嫌いなものを思い出しながらグミを完成させました。

 タケルは家に帰ると、リュウタにうらないグミをあげました。リュウタがグミを1つ選ぶと、ふたには「病院にいくよ」と書かれていました。するとママが、「予防注射をしに病院にいかないと」と言って、いやがるリュウタを連れていきました。次の日も、リュウタがうらないグミを選ぶと……。