落語家のやけ酒、祝い酒
発売日
2011年07月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-79082-4

落語家のやけ酒、祝い酒

著者 立川談四楼著 《落語家》
主な著作 『声に出して笑える日本語』(光文社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 今も昔も変わらない酒に呑まれた人たちの笑えるエピソード。歯に衣着せぬ落語家が、ほろ苦い自らの思い出や酒飲みの姿を紹介する。



 立川流のベテラン真打が書いた、自伝的エッセイ。

 最初から最後まで、酒、酒、酒……。

 小朝に抜かれ、同期にも弟弟子にまで抜かれ、立川流設立のきっかけとなった真打試験落選の夜。仕事欲しさに身体を張った日本酒大ジョッキ一気飲み。

 いやはや、落語家は楽じゃない。

 立派な飲ん兵衛になった顛末を自虐的に語り、これまでに目にした「すごい酔っ払い」たちの列伝に筆を走らす。

 また、志ん生、文楽、小さん、馬生、志ん朝、円楽といった名人たちの粋な飲み方、たしなみ方を紹介する。