人はなぜ数学が嫌いになるのか
発売日
2010年09月17日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79089-3

人はなぜ数学が嫌いになるのか
好きと嫌いは紙一重

著者 芳沢光雄著 《桜美林大学リベラルアーツ学群教授》
主な著作 『算数・数学が得意になる本』『新体系・高校数学の教科書』(以上講談社)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 あきらめるのはまだ早い! 数学嫌いの本音を調査・分析。「考える力」がみるみる身につき、本当の数学的思考力が得られる逆転の発想。



 あきらめるのはまだ早い! 逆転の発想で、本当の数学的思考力が得られる!

 数学嫌いの学生約千人に、嫌いになった本音をアンケート調査して聞き出した。その理由は意外と簡単なものだった――

 「もっと楽しそうに教えてほしい」「公式をいきなり暗記させられた」「数学ができない血筋だ、と親に言われた」「単純な計算ばかりやらされた」「先生の言う通りでない解答はダメなのか」「悪い点をとって先生や親に怒られた」など、10の項目に分類し、その対策と改善策を具体的に提言する。

 どれもすぐに「できる」ものばかり。彼らは「もっと、本当の数学に触れたかったのだ」と分かった。日本人はまだまだ捨てたものではない。ちょっとしたことで数学が好きになれる。

 「考える力」がみるみる身につく、本当の数学的思考力へチェンジ(変革へ)!