書籍

- 発売日
- 2010年08月09日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-79099-2
とまどい関ヶ原
著者 | 岩井三四二著 《作家》 |
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主な著作 | 『あるじは信長』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | 勝敗の帰趨を決した武将から、脇役を演じた小身の武士まで、野心と謀略が渦巻く関ヶ原合戦に振りまわされた男たちを描く傑作連作短編。 |
「あれは内応しておるのではないか」
裏切りと内通の噂が飛び交い、大坂方か徳川方か、どちらが勝つか最後までわからなかった関ヶ原合戦。お家を、領地を、そしてわが身を守るために、あるいは野心を実現するために、この一戦に勝負を賭けた武将たち。
天下分け目の戦いは、人生の分かれ目。栄達か、しからずんば死か――。でも実際は、誰もがとまどい、迷っていた。
敵中突破しての大坂行き。でも、同行者がヘンだ!(「大根を売る武者」)/毛利家の野望と、安国寺恵瓊の野望は相性が悪い?(「百尺竿頭に立つ」)/両軍にいい顔をしたら、わが城が東西の境目に!(「日本一幸運な城の話」)/手勢わずか六百。なのに勝敗の鍵を握らされた!(「草の靡き」)/老獪さでは一枚上。家康の狂言の駒にされた吉川広家(「すべては狂言」)。
勝敗の帰趨を決した武将から、脇役を演じた小身の武士まで、野心と謀略が渦巻く関ヶ原合戦に振り回された男達を、温かく(?)描いた傑作短篇集。
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