子どもの脳によくないこと
発売日
2011年03月18日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-79654-3

子どもの脳によくないこと
赤ちゃん学、脳科学を生かす子育て

著者 小西行郎著 《同志社大学赤ちゃん学研究センター長》
主な著作 『赤ちゃんと脳科学』(集英社新書)
税込価格 880円(本体価格800円)
内容 テレビを長時間見せることよりも心配なこととは何か。脳科学にもとづき、赤ちゃん学の第一人者が確かな知見をわかりやすく示す。



 赤ちゃんの脳科学の研究者であり、日本赤ちゃん学会の理事長も務める著者の本分は小児科医。現場での数十年の経験と最新の学説から、子どもの脳によくないこと、やっても無意味なことをわかりやすく伝授する。

 触覚による認識を邪魔すること、早期教育、父親の影響…。わずかな注意点、正しい知識を知れば、子育てはぐんと楽になる。さらに望ましい子育てとして、「自分で考える子」に育てるためのヒントも掲載。そして、褒めることより大切なのは理解することだと訴える。

 (内容例)「小さく産んで大きく育てる」ことにまつわる不安/母親の愛情は「絶対必要」か?/テレビ・DVDに「子守」をさせるな/障害、苦手は克服すべきか?/美味しいものばかり与えるとどうなる?/「やればできる!」が子どもを追い込む/早期多言語教育の弊害/子どもの安全基地を確保する