書籍

- 発売日
- 2012年08月06日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-80649-5
調印の階段
著者 | 植松三十里著 《作家》 |
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主な著作 | 『群青 日本海軍の礎を築いた男』(文春文庫) |
税込価格 | 2,090円(本体価格1,900円) |
内容 | 降伏文書への調印や戦犯になったことで不当に低い評価を受けている外交官・重光葵。その激動の生涯を掘り起こして光を当てた力作長編。 |
日本史上、もっとも不名誉な“仕事”を買って出た男――降伏文書への調印を行ない、戦犯になったことで、不当に低い評価を受けている昭和の外交官・重光葵を描く長篇小説。
1931年、駐華公使だった重光葵は上海で爆弾テロに遭い、右脚を失う。そこからの彼の人生は苦難の連続であったが、目の前に立ちはだかる“階段”を重光はひたすら登り続けた。
外交の第一線に復帰した重光は、日中戦争を終結させて孤立する日本を救おうと奔走するも、対米英戦争へと突入してしまう。外務大臣となった彼は大東亜会議を実現する一方で、戦争終結に向けて動いたが、戦局は悪化の一途を辿った。
敗戦直後に再び外務大臣となった重光は、誰もが尻込みする降伏文書に調印する役目を引き受け、マッカーサーとの交渉も成功させる。戦犯として服役後には外務大臣となり、国際連合への加盟という大仕事をも成し遂げたのだった。
重光葵の激動の生涯を掘り起こして光を当てた力作。
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