大正の后(きさき)
発売日
2018年09月07日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76843-4

大正の后(きさき)
昭和への激動

著者 植松三十里著 《作家》
主な著作 『かちがらす』(小学館)
税込価格 968円(本体価格880円)
内容 妻として大正天皇を支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后。その感動の生涯と家族との絆を描いた著者渾身の長編小説。



 貞明皇后の波乱の生涯を描いた、近現代小説の傑作!――縄田一男氏(文芸評論家)

 幼少の頃に農家へ預けられ、「九条の黒姫さま」と呼ばれるほど活発な少女として育った節子。その利発さと健やかさを評価され、皇太子妃として選ばれたことから、明治、大正、昭和をつらぬく節子の激動の人生が始まった。病に臥せることの多かった大正天皇を妻として支え、母として昭和天皇を見守り続けた貞明皇后が、命をかけて守りたかったものとは。大正天皇と皇后の実像に迫った傑作長編。