大停電(ブラックアウト)を回避せよ!
発売日
2012年06月22日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-80685-3

大停電(ブラックアウト)を回避せよ!
電力マンたちの暑すぎる夏

著者 夏目幸明著 《ジャーナリスト》
主な著作 『ニッポン「もの物語」』(講談社)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 3・11以後、電力叩きに奔走するマスコミに対し口をつぐんできた電力各社社員たちが、「供給側から見た電力問題」を初めて語った。



 経済・社会を一瞬にして「死」に至らしめる大停電=ブラックアウト。大飯原発、浜岡原発の再稼動や電力不足が取り沙汰されるなか、まったく語られていないことがある。それは電力マンの本音だ。電力会社で働く人々は、いま本心で何を考えているのか。現場では何が起きているのか。本書はマスコミの電力バッシングから距離を置き、あえて正面から当事者である電力会社の社員たちを取材した一冊。「オフレコで聞いた生の声も多数掲載したが、それくらいの“本音”でなければ描く価値もない」(「はじめに」より)。ブラックアウトを回避すべく、電力を確保したい、社会を安定化させたいという思いはどれほどなのか。供給側から見たほんとうの電力問題がここから見えてくる。

 【内容】第1章 火力発電所の「廃墟」にて/第2章 東北電力の信念/第3章 知られざる大赤字/第4章 自然エネルギーの実力はいかに/第5章 夢の放射能除去/第6章 「正しく恐れよ」