尖閣防衛戦争論
発売日
2013年06月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-81277-9

尖閣防衛戦争論

著者 中川八洋著 《筑波大学名誉教授》
主な著作 近衛文麿の戦争責任』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 尖閣諸島は、日中二国間の問題ではない。日米同盟の有効性を占い、今世紀の世界政治の帰趨を決定する地政学上の重要案件なのだ。



 中国が尖閣諸島に侵攻・占領する確率、100パーセント! 日本人の現実逃避を打ち砕く衝撃の書。

 本書はむろん、宣戦布告の書ではない。日本国民に「戦争しても守らなければならないものがある」ことの決意を喚起するための書である。近づく(中国の侵略によって始まる)戦時に、日本国が確実に勝利を手にすべく、どう戦うか。また平時のいま、どう軍備を整えておくかについての、日本が万が一にも回避してはならない主権死守の基本マニュアルである。(本書の「はじめに=日の出づる国から日の歿する国へ、尖閣死守を宣言する」より抜粋)

 著者・中川八洋氏は国際政治学、地政学、および政治哲学、憲法思想を専門とする、紛れもなくわが国第一級の知識人であり、舌鋒の鋭さこの上ない論客。その中川氏が「風前の灯」となった尖閣諸島の領有と、日本人の無関心ぶりを見かねて放つ「限定戦争準備の緊急提言」。あまりの迫力に、読み手は慄然とするしかない。