書籍

- 発売日
- 2013年06月27日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-81384-4
アメリカが日本に「昭和憲法」を与えた真相
著者 | 日高義樹著 《ハドソン研究所首席研究員》 |
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主な著作 | 『アメリカの新・中国戦略を知らない日本人』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | それは日本に対する報復だった――。40年以上にわたって日米関係を取材してきた著者が歴史の証人たちから得た新証言・新資料を公開。 |
日本の人々は憲法を考えるにあたって、まずアメリカが太平洋戦争を自分たちに全く都合の良い形で日本国民のアタマに詰め込んだことを知らなくてはならない。日本にとって大東亜戦争は、近代国家として生きるための資源や市場を求めての経済戦争だった。だがアメリカはこの事実を全面的に否定し、「他民族を圧迫する侵略戦争である」と決めつけたのである。
ヨーロッパから独立したアメリカは、両隣がカナダとメキシコという極めて弱く脅威にならない国であったこともあり、自然、国力の拡大を太平洋に向けることになった。日本もまた、明治維新が終わり、日清戦争と日露戦争に勝った後、資源を求めて南方に勢力を向け始めた。だが、すでにアジアは西欧諸国に蹂躙されて、ほとんどの国が植民地になっていた。
勝者が歴史を書くという常識から言えば当然の結果であるが、いま憲法を見直すにあたっては、こうした歴史を無視するわけにはいかない。(本文より抜粋)
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