反日・愛国の由来
発売日
2013年10月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-81499-5

反日・愛国の由来
韓国人から見た北朝鮮 増補版

著者 呉善花著 《拓殖大学教授》
主な著作 日本の曖昧力』(PHP研究所)
税込価格 836円(本体価格760円)
内容 小中華思想、チュチェ思想など朝鮮民族の根本思想を説いた名著を復刊。新たに現在の韓国における「親北朝鮮=反日」の潮流を解説。



 現在韓国では、同じ民族への愛を唱える「親北朝鮮」が「民族主義」の象徴、「反日」が「愛国」の象徴となっており、それらを等式で結ぶ「親北朝鮮=民族主義=反日=愛国」という政治イデオロギーが主流になりつつある。この思想の背景となる朝鮮民族固有の原理を明快に解いた『韓国人から見た北朝鮮』に、増補二章を加えてここに刊行。韓国の援助で成り立った北朝鮮の核開発、「過去清算」という強固な反日姿勢について新たに書き下ろす。

 「朝鮮のない地球はない」という自民族優越主義、「罪は親子三代におよぶ」倫理観……。韓国から入国拒否を受けた韓国出身の大学教授が、自身の経験も披瀝しながらわかりやすく解説。

 (目次より)◎チュチェ思想のルーツは儒教 ◎小中華思想と日本を見下す侮日観 ◎事大主義の伝統と現在 ◎父系血縁制と身分制 ◎すさまじいばかりの嘆き悲しみ方 ◎漢字廃止が国民の思考水準を低下させた