書籍
- 発売日
- 2013年11月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-81621-0
なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか
著者 | 石 平著 《現代中国評論家》 |
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主な著作 | 『私はなぜ「中国」を捨てたのか』(WAC) |
税込価格 | 836円(本体価格760円) |
内容 | 古代より日本は中国に近付くと失敗し、距離を置くと繁栄した。その法則の原理を歴史的な視点から解明し、安倍政権がとるべき道を提言。 |
石原慎太郎氏推薦! 「『日中友好』の誤りをこれほど完全に証明した一書を私は知らない」
世の中に日中関係を論じた書物は数多ある。しかし本書が唯一無二を誇るのは、一つの知見や時代に捉われることなく、政治・経済・歴史の知識を総動員したうえで、これまで誰も論じてこなかった「ある法則」を見出したことだ。
その法則は「『日中友好』を進めれば日本経済も、日中関係も安泰だ」という日本人の「常識」を完全に覆す。それは「中国となるべく距離を置き、関係が希薄であったときのほうが日本は繁栄し、日中外交にも揉めごとが起きない」という驚愕すべきものだ。
著者はまず、日中関係史が始まった2000年前まで時代を溯り、煬帝を激怒させた聖徳太子の決断から「赤い夕日の満洲」がもたらした破滅、民主党政権の失敗と第二次安倍政権の成功までを一気に概観し、その法則性を完全証明していく。それは圧巻というほかない。
そのうえで現在の中国をみれば、経済成長の鈍化を覆い隠すように習近平政権はウルトラ・ナショナリズムに走っている。ならば2000年の歴史から何を学び、いかに「中国抜き」の国家戦略を構築するべきか。「誰よりも中国を知る男」が著したかつてない日中関係論。
内容例:中国皇帝に「独立宣言」を叩きつけた聖徳太子/「鎖国政策」で平和と繁栄を謳歌した江戸時代/中国は「謝絶すべき悪友」と喝破した福澤諭吉/そもそも満洲は「日本の生命線」だったのか/圧力に屈して取り止められた靖国公式参拝/「子供レベルだ」と嘲笑された民主党の「親中外交」/第二次安倍政権誕生、そして「価値観外交」の始動/中国でトクヴィルが大反響を呼んでいる理由/「敵は日本にあり」は規定の政策路線/視点を変えれば中国大陸も「陸の孤島」だ/「中国抜き共栄圏」の構築とTPP参加の重要性 ほか
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