この世の欺瞞(ぎまん)
発売日
2014年10月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-82118-4

この世の欺瞞(ぎまん)
「心意気」を忘れた日本人

著者 金美齢著
長谷川三千子
主な著作 この世の偽善』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 集団的自衛権行使で「日本はアジアで孤立」? 若者に仕事がないのは「ミスマッチ」が原因? メディアや知識人が撒き散らす欺瞞を撃つ。



 日本ほど格差のない国はない。日本ほど夢も希望もある国はない――。これは、本書の著者のお一人である金美齢氏の実感だという。

 失業率は欧米諸国に比べれば低い。対外純資産は世界最大で世界一のお金持ち国家だから、財政破綻の心配はない。必要にして十分な領土・領海があり、豊かな文化・伝統もある等々、日本の素晴らしさを挙げればキリがないが、それに異を唱える勢力がいる。日本国内のマスメディアや知識人たちだ。

 そればかりか彼らは、安倍政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定したことについて、日本国民の不安を煽り立てる。また安倍政権による日本経済の浮揚や底上げに向けての取り組みについても、積極的に触れようとしない。

 金氏は一昨年、「安倍応援団」を有志とともに立ち上げて安倍晋三氏に再決起を促したのだが、そのときの同志のお一人が本書の共著者・長谷川三千子氏である。両女性論客が、メディアや知識人が撒き散らす欺瞞を撃つ。