「大噴火の恐怖」がよくわかる本
発売日
2015年09月17日
判 型
B6判変型並製
ISBN
978-4-569-82668-4

危ない火山がこんなにいっぱい
「大噴火の恐怖」がよくわかる本

著者 高橋正樹監修
グループSKIT編著
主な著作 『破局噴火』(祥伝社)
税込価格 1,018円(本体価格925円)
内容 もし、どこかで破局噴火が起きたら、地球上の生命は死に絶える!? 火山噴火が続く今だから読みたい驚くべき火山の真実をやさしく解説!



 東日本大震災以降、各地で火山噴火が増えている。巨大地震が発生したあとに火山噴火が起こりやすくなることは、歴史の教訓でもある。では、これから日本の火山活動はどうなるのだろうか。

 さらに、通常の火山噴火より恐ろしい噴火もある。地下にたまった大量のマグマが一気に地上に噴出する「破局噴火」と呼ばれるものだ。一度「破局噴火」が起きると、最悪の場合、地球上の全盛滅が絶滅の危機に瀕するほどの被害を及ぼしかねない。

 7万4000年前に起こった、インドネシアのトバ火山の破局噴火の後には、当時の人類が絶滅寸前まで激減したといわれている。また、7300年前に発生した鹿児島県の鬼界カルデラ噴火では、その後1000年近く、南九州は人が住めない不毛の地になってしまった。そして、現在、破局噴火の可能性が取りざたされているアメリカのイエローストーンが実際に噴火したら、地球はまさに破局的危機に直面することになる……。

 火山のしくみから、その歴史的影響、さらに破局噴火の実際まで、知っておくべき「正しい知識」をわかりやすく解説した必携の一冊である。

 ◆第1章:火山のしくみ

 ◆第2章:巨大カルデラ破局噴火

 ◆第3章:人類の歴史を変えた火山噴火

 ◆第4章:富士山大噴火

 ◆第5章:警戒すべき日本と世界の活火山と素朴な疑問