書籍

- 発売日
- 2015年12月17日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-82860-2
「源氏物語」禁断の恋に苦しむ女たち
著者 | 八坂裕子著 《詩人》 |
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主な著作 | 『頭のいい女、悪い女の話し方』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 「源氏物語」の女性たちは、口説き、口説かれながら、自分の心と向き合い自らを成長させていく。今も昔も変わらない恋する心とは? |
女たちのからだを抱いても、心は抱けなかった光源氏
心を抱きたいから、からだを抱けなかった薫
1000年前も現代も、恋する気持ちは変わらない
友人の頭中将の元恋人だった夕顔、父桐壷帝の妃である藤壷、政敵の娘の朧月夜……光源氏は、気になる女たちをありったけの力で口説き、自分の意に添わせようとする。わずか10歳の紫の君を連れ去るなど、強引なまでの行動力。そして、女たちは、彼に口説かれたことをきっかけに、その心はさまざまにゆれ動き、そして成長していく。
時代は流れ、主人公は光源氏から薫へ。自信満々で自分の欲望に忠実な光源氏とは逆に、よく悩み、よく迷い、不器用な薫。そして、薫が思いを寄せた宇治の大君と浮舟。
紫式部は、男たちを主人公としながら、本当は女たちの「心」を描きたかったのかもしれない。本書では、登場人物たちが、どのように相手を口説き、そして、口説かれ、その心はどのように変化を遂げたのかを紹介する。
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