日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか
発売日
2017年05月15日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-83598-3

日本の建築家はなぜ世界で愛されるのか

著者 五十嵐太郎著 《建築史家、建築評論家》
東北大学都市・建築理論研究室著
税込価格 946円(本体価格860円)
内容 ニューヨークのMoMA、ルーブル美術館、ポンピドー美術館など世界的建築の国際コンペで勝ち続ける日本人建築家の活躍を活写する一冊。



 槇文彦がニューヨークグラウンド・ゼロの再開発で手掛けたワールド・トレード・センター、青木淳のルイ・ヴィトン店舗の設計、谷口吉生のMoMAの増改築、SANAAのルーブル美術館ランス別館、坂茂のポンピドー・センター-メス、ラ・セーヌ・ミュジカルの設計……。日本人建築家が国際コンペで勝ち取ったプロジェクトで生まれた建築物が世界中に点在している。世界の美術館で日本のアートが主流になっているわけではないのに対し、日本の現代建築家がそのハコを幾つも設計している。建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞の受賞者数は、アメリカに次ぐ第二位だ。日本人建築家が世界中で活躍し、愛される理由を活写。
●世界で高く評価されている日本の建築家 
●日本を世界につないだ丹下健三 
●日本における建築家の系譜 
●建築のオリンピックで活躍する日本人たち 
●飛躍する海外でのプロジェクト

 巻末に日本人建築家による世界各地の建築物リスト付。