男を磨くための31章
発売日
2018年10月01日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-84143-4

男を磨くための31章

著者 増田俊也著 《作家》
主な著作 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 「剣を抜かないために剣を磨く」「上から見下ろすのではなく、下から上を見渡さないと全体は見えない」――今あえて「男らしさ」を問う。



 「男らしい」「女らしい」。そんな言葉に、眉をひそめる人が増えてきている。ジェンダーに不用意に触れることがタブー視されるようになったこの時代にあえて、男らしさとは何かを問う。自らを見失わないために進んで便所掃除にいそしんだ、「柔道の鬼」木村政彦。武道家が強くなることをめざすのは、人に生を分けるため。何かを寄付をするときには、自分にとってちょっと痛いと思える金額を出す、それこそが「身銭を切る」ということだ――。ベストセラー『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の著者が、男同士の震えるような機微、忘れ得ぬ男たちの生きざまを描く。多忙な日々を過ごす中で、ふと「男らしく生きるとはどういうことか」を思い出したくなった時に読んでいただきたい一冊。
●「格好いい」より「男らしいやつ」 
●師を思う 
●自己アピールしない 
●魂魄を留めんとする 
●瞑想する時間を持つ 
●下から上を見渡す 
●静かな強さを持つ 
●ライバルを持つ