書籍
- 発売日
- 2018年11月15日
- 判 型
- 新書判並製
- ISBN
- 978-4-569-84170-0
なんで、その価格で売れちゃうの?
行動経済学でわかる「値づけの科学」
著者 | 永井孝尚著 《ウォンツアンドバリュー株式会社代表取締役》 |
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主な著作 | 『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』(SBクリエイティブ) |
税込価格 | 968円(本体価格880円) |
内容 | 1本25万円の生ハムセラーが順番待ちの理由は? 値上げから値下げまで「儲かる価格の仕組み」を日常的な例で面白く分かりやすく解説。 |
本書を書いた理由は、価格戦略の大切さが、多くの人に知られていないからだ。ビジネスの現場で、私はこんな言葉を何回も聞いてきた。「売れないなぁ。値下げしようか」「儲からないなぁ。値上げするか」こんなことをしたら、長い目で見るとほぼ間違いなく、ますます売れなくなる。――「はじめに」より
価格は、売り上げや利益を左右する大切な要素。にも関わらず、何となくで決められていることがなんと多いことか。しかし、価格戦略の本は、専門家向けの難しいものばかり。本書は、身近な例から分かりやすく価格戦略について解説した待望の1冊である。
●なぜ結婚指輪に何十万円も払うのか? 行動経済学で読み解く「アンカリング効果」
●ニトリと激安の行列ミシュランレストランに学ぶコストリーダーシップ戦略
●洋服の定額借り放題サービスはなぜ儲かるのか? サブスクリプションモデルが拡大するワケ
●参加費0円の婚活パーティから見える、フリーミアムビジネスの勘所
などなど、よく目にするあのお店、あの商品の「価格のナゾ」を行動経済学とマーケティング理論で解き明かしていく。売れる値づけの裏には「ついお金を払いたくなる」仕掛けが存在する。値下げしたのに儲かり、値上げしたのに爆売れする。そして、売れなかったモノが売れるようになり、場当たり的に値下げ・値上げをしなくとも良くなる……そのために必要なのは、人の心を動かすメカニズムを知ることだ。マーケティング戦略を分かりやすく解説してくれることで定評のある、累計84万部のベストセラー著者、最新刊。消費税アップに向けて、値付けに頭を悩ます全ての人に役立つ1冊
【目次】より
●第1章 水道水と同じ味なのに、100円のミネラルウォーターを買うワケ
●【第1部 値下げしても儲かるカラクリ】
●第2章 なぜミシュラン1つ星の香港点心が激安580円なのか
●第3章 参加費0円。婚活パーティのナゾ
●第4章 服は「売る」よりも、月5800円で「貸す」が儲かる
●第5章 1000円の値引きより、1000円の下取り
●第6章 商品数を1/4にしたら、6倍売れたワケ
●【第2部 値上げしても爆売れするカラクリ】
●第7章 大人気・順番待ちの一本25万円生ハムセラー
●第8章 価格を2倍にしたら、バカ売れしたアクセサリー
●第9章 1ドル値下げのライバルに、1ドル値上げで勝ったスミノフ
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