「民族」を知れば、世界史の流れが見通せる
発売日
2019年03月13日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84266-0

「民族」を知れば、世界史の流れが見通せる

著者 関眞興著 《歴史研究家》
主な著作 『30の戦いからよむ世界史(上・下)』(日経ビジネス人文庫)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 世界史は「民族」の衝突と融合の歴史である。古代地中海の覇権争いから現代の移民・難民問題まで、混迷の時代を読み解くカギとなる一冊。



 世界史とは、人類の草創期から長い年月をかけて、さまざまな「民族」がぶつかりあってできた“移住・衝突・融合”の歴史である――。

 21世紀の世界を悩ませる戦争と内乱、グローバリズムとナショナリズムの対立、なくならない人種差別、多くの国を揺り動かす移民・難民問題の本質を読み解くカギ、そして今後の日本と世界の未来は「民族の動き」に注目してこそ見えてくるのだ。

 本書は、ベストセラー『30の戦いからよむ世界史』の著者である予備校の元世界史講師が、古代地中海の覇権争いから、トルコ系民族のユーラシア席捲、アラブ人が築いたイスラム・ネットワーク、多民族国家 ロシア(ソ連)の形成、征服王朝により拡大した漢民族の概念など、今の世界を形づくった“民族移動”のダイナミズムを20のテーマから講義していく。

 日本人に最も必要な“歴史の視点”がここにある!