書籍

- 発売日
- 2019年08月29日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-84351-3
19世紀問題
近代のはじまりを再考する
著者 | 関眞興著 《歴史研究家》 |
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主な著作 | 『「民族」を知れば、世界史の流れが見通せる』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,760円(本体価格1,600円) |
内容 | なぜ、世界は紛争と分裂を繰り返すのか――その答えは、19世紀にあった! その根源がわかれば問題の本質がみえてくる! |
民族問題や紛争・テロ、そして経済格差……現在の世界的な問題の種は、すでに19世紀に蒔かれていた! 中世からの宗教対立や資本主義の勃興に加え、「国民国家」という考えが定着したことが大きい。国民国家とは、「国民というアイデンティティ」に基づいて成立し、絶対君主ではなく国の主権が領土を統治する国家を指す。それによって生じた様々な軋轢や矛盾は、日本を含む世界を覆い、20世紀の2つの大戦を経て、現代まで続いている。本書では、今日の世界のありようを決定した「19世紀問題」を平易に解説することで、地続きの歴史に生きる私たちに、未来への確かな座標軸を提供する。
《本書の構成》第1章◆産業革命とアメリカ独立革命・フランス革命/第2章◆ウィーン体制の成立と崩壊/第3章◆南下するロシアとオスマン帝国支配の動揺/第4章◆ヨーロッパの再編/第5章◆ヨーロッパ新統一国家の誕生/第6章◆西洋列強の海外進出/第7章◆南北アメリカの発展/第8章◆東アジアの激動と明治維新/第9章◆19世紀とはどのような時代だったのか?
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