教師と学校の失敗学
発売日
2021年05月13日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-84943-0

教師と学校の失敗学
なぜ変化に対応できないのか

著者 妹尾昌俊著 《教育研究家、学校業務改善アドバイザー》
主な著作 教師崩壊 』(PHP研究所)
税込価格 990円(本体価格900円)
内容 なぜ日本の教育はここまで変わらないのか? 気鋭の教育研究家がデータとファクトで読み解く「日本の教育制度」の問題点。


●休校中はプリントを配って家庭任せ、難航するオンライン授業…
●なぜ日本の教育現場は、子ども本位で動けないのか?
●コロナ禍のデータから見えてきた、教育変革「7つの施策」

 コロナ禍の全国一斉休校等の「教育の危機」に際し、主体的に動く学校もあったが、多くは「受け身で指示待ち」の対応に終始し、今日まで変化に対応できずにいる。それは「日本の学校が学習する組織になっていないからだ」と、全国の学校現場の声を聴き続けてきた著者は語る。

 本書では、コロナ危機のなか生じた「日本の学校教育の失敗」を、著者独自の調査等を通じたデータとファクトによって徹底検証する。学校都合の教育から、子どもたち本位の教育へ、日本の教育が生まれ変わるための「希望の書」。