書籍
- 発売日
- 2021年09月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-84986-7
武田三代
信虎・信玄・勝頼の史実に迫る
著者 | 平山優著 《山梨県立中央高等学校教諭》 |
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主な著作 | 『真田三代』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,452円(本体価格1,320円) |
内容 | 信虎の甲府建設、信虎の追放と飢饉の関係、長篠の戦いに敗れた本当の理由…。武田氏研究の第一人者が、三代の歴史を俯瞰する。 |
日本を代表する戦国期武田三代の研究者が、その波乱の歴史を語る。武田信虎は1507年、国衆が周囲に割拠し、しかも今川・伊勢・諏方氏と敵対関係に陥っている状況で武田惣領家を受け継いだ。その後、信虎はいかに甲斐統一、また首都甲府の建設を成し遂げたのか。その信虎を追放し家督を継いだ信玄は、武田家の版図を信濃、飛騨、駿河にも広げ、晩年には足利義昭・織田信長・上杉謙信を驚倒させる外交戦略をとって信長と対峙する道を選ぶ。信玄が打倒信長にこだわった理由とは。しかしその直後信玄は急死し、諏方神(すわじん)氏を称していた勝頼が跡を継ぐ。長篠の戦いのあと、一時は信玄を超える最大の版図を得たのにもかかわらず、勝頼はなぜ最後の武田家当主となったのか。
信玄があのタイミングで信虎を追放した理由、長篠の戦いの真の敗因なども、最新の研究成果を踏まえて明快に解説。源義光の子孫である甲斐源氏の家宝「御旗・楯無(鎧)」を代々受けついだ名門武田家の実像に迫る。
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