六つの村を越えて髭をなびかせる者
発売日
2022年01月11日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
在 庫
在庫僅少
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-85108-2

六つの村を越えて髭をなびかせる者

著者 西條奈加著 《小説家》
主な著作 『心淋し川』(集英社)
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 江戸中期。蝦夷地に降り立ち、その自然とアイヌを心から愛した男がいた――直木賞作家・西條奈加が贈る感動の歴史巨編。



 直木賞作家の新たな到達点!

 江戸時代に九度蝦夷地に渡った実在の冒険家・最上徳内を描いた、壮大な歴史小説。

 本当のアイヌの姿を、世に知らしめたい――

 時は江戸中期、老中・田沼意次が実権を握り、改革を進めていた頃。幕府ではロシアの南下に対する備えや交易の促進などを目的に、蝦夷地開発が計画されていた。

 出羽国の貧しい農家に生まれながら、算学の才能に恵まれた最上徳内は、師の本多利明の計らいで蝦夷地見分隊に随行する。そこで徳内が目にしたのは厳しくも美しい北の大地と、和人とは異なる文化の中で逞しく生きるアイヌの姿だった。イタクニップ、少年フルウらとの出会いを通して、いつしか徳内の胸にはアイヌへの尊敬と友愛が生まれていく……。

 松前藩との確執、幕府の思惑、自然の脅威、様々な困難にぶつかりながら、それでも北の大地へと向かった男を描いた著者渾身の長編小説!