定年後の壁
発売日
2023年03月16日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-85426-7

定年後の壁
稼げる60代になる考え方

著者 江上 剛著 《作家》
主な著作 会社人生 五十路の壁』(PHP研究所)
税込価格 1,133円(本体価格1,030円)
内容 六十歳からお金を稼ぎ、心身ともに豊かに生きるために何をすべきか? 元銀行員の作家が人生の分かれ道にいる人にエールを送る一冊。



 「この求職申込書に書いてあるのは、あなたの経歴であり、どんなスキルがあるのかわかりませんね。もっと具体的に記入してください」――銀行員だった著書が、職業安定所の求職申込書を提出した際に職員から言われた言葉だ。

 そして再提出した際には「頭を切り替えなさい」と一喝される。その時著者は、自分の銀行員時代の実績を過信していたことを自覚させられた、という。

 定年後は、過去のプライドを捨てる――これが豊かに楽しく生きるコツだ。

 49歳で銀行を退職して作家に転身した著者が、自身の経験を踏まえて、好きな仕事を見つけて60歳からのサバイバルを生き抜くコツを伝授する。

 推薦! 阿川佐和子さん

 常に機嫌のいい人間のまわりには人も仕事も集まってくる。江上さんを見ていると、そして本書を読むと、つくづくそう思う。

 60歳からの人生を準備している人間は少ない。脱会社人生への備え方がわかる(お金、仕事、健康、人間関係など)。

 60歳で再雇用か、退職しフリーか、選択すべきポイントがわかる

 60歳でうつにならない、メンタルの保ち方がわかる
●年下上司の壁 かつての部下が上司に。それはあなたが名伯楽だった証
●手に職の壁 手に職をつけたければ、手に染みついたプライドを洗い流せ
●再就職の壁 「貯金」より「貯人」。再就職に求められるモノとは?
●孤独の壁  孤独とは、会社員生活から初めて解放されて味わう自由
●人づきあいの壁  義理欠く、人情欠く、恥をかくで生き抜け